2026年第一回の日本語能力試験(Jlpt)が7月5日に実施されました。
受験者の皆さん、お疲れ様でした。
合否発表までの一か月半、ドキドキですね。
教師の方も。
が!
このドキドキとは違うドキドキの事態が、日本語学校界隈でちょっとした嵐を巻き起こしています・・・。
それは、合格発表(8/22説と8/24説がありますが、どっちなんだろう?)の前の8/17に、第二回(12月)の試験申し込みが始まるということです!
つまり自分の合否を確認する前に、次の受験級を考えなくてはいけないということです!
※発表日の8/22説と8/24説についてですが、一部の学生が、会場で8/22に発表されると聞いた、というのです。でも公式には8/24だったと思うので、どうなんでしょう???ちょっと謎の部分です。
合格発表前に申込期間開始!?
もちろん、最終〆切は9月に入ってから(9/7まで)です。

なんだ、じゃ、別に合格発表を見た上で申し込めばいいだけじゃん・・・
びっくりさせないでよ~!
となればいいのですが、もし!
もし今回同様、「公式の締め切り前に受付が停止されてしまう級」があったら??(※7月の試験は、アナウンスされていた締切日より、実際にはかなり前に締め切られてしまった(N3)ため、受けられなかった人が多数いました…詳しくは、こちらの記事をどうぞ!)
例えば。
7月にN3を受けたAさん。

今回、合格できたかな・・・自信あんまりないけど・・・
ギリギリかな・・・どうかな・・・
と思っているとします。
もしN3に受かっていたら➡12月はN2にチャレンジしたい、
でも残念だったら➡12月はN3に再チャレンジして確実に合格したい、
と思いながら結果待ち。
教師の方も同じです。
日本語学校を卒業するとき、最低N3ぐらいは取らせてから卒業させたいと思っています。
ですから、
7月にN3に不合格だったのに12月に無理にN2を受けさせて、あげく不合格、結果、N3も持たずに無冠で卒業・・・
なんて事態は絶対に避けたいわけです。
もし今回の7月の試験結果が残念だった場合。
その時点(8/22? 8/24?)でN3の申し込みがまだ締め切られていなければいいのですが、
もし締め切られていた場合、もうN3は受けられないわけです。
あるいは、合格発表日はまだ締め切られていなかったとしても、
まったく同じタイミングで、Aさんと同じような人N3出願が殺到することでしょう。
その当日がかなりの競争率になる可能性もあります。
それを避けたくて最初にN3を申し込んでおいて、結果を見てからN2に受験級を変更・・・が
できればいいのです(制度としては認められています)が、それも危険。
その変更級が締め切られていなければ可能ですが、その保証はありません。
じゃあ受験料をどぶに捨てる覚悟で二つの級(N2とN3)を同時に出願しておこう・・・
というのは、不可です。
JLPTは二つの受験級を同時に申し込むことはできないと明言されているからです。
※こちらの公式サイトQ&Aをご覧ください。
・・・ということで、

じゃあ、いったい12月のJLPTの出願は、どうすればいいの!?
何級を受けさせるか、いつ、どうやって決めればいいの!?
と、全国の日本語学校の先生たちがザワついている状況です・・・。
私の勤務校では、夏休み前に一人一人と時間を設定して面談し、受験級を決めることになりました。

ただし出願は「自己責任」で…。教師としてアドバイスはしますが、最終的には受験料を払う学習者の自己判断に委ねます。
知り合いの専門学校では有無を言わせずN2を受験させると聞きました。就活に備えてのことだそうですから仕方ないのでしょうけれど、・・・結果、無冠になってしまったらどうするのでしょうか・・・。無冠では就活は戦えません、せめてN3ぐらいはあった方がいいと思うのですが・・・。それとも、途中から特定技能の就労を目指させるのでしょうか・・・。???
学校の考え方もいろいろのようです。
レッドカードは減ったようだが
今回、私が関わる学習者達は複数の会場で受験してきましたが、
彼らに聞くと、会場でレッドカードを出される場面を見たと言う人は大幅に減っていました。
(前回の2025年12月は、本当にたくさんのレッドカード目撃談がありましたが)。

これは、前回の様子を見聞きした学習者本人および日本語教師が用心し、
レッドカードを出されるおそれのある行為をしないよう、注意深くなった成果だと思います。
(私の勤務校でも「これでもか!」というぐらい徹底して事前に注意事項を確認させました。)
これは、とてもいいこと!
ですが!
そんなに注意深くしても、学習者達のSNSには、試験が終わって会場を出るころには、
早くも今回の試験の問題と解答が、謎のアカウントから流れてきていたそうです・・・。
結局、誰かがどこかでカメラをしのばせて撮影し、流しているということですよね・・・。
いったいぜんたいどういうことでしょう・・・。

海外だとは思いますが。
やれやれ、です。

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