日本語学校で無資格教員が授業・・・

授業の4分の1以上を、5人もの無資格教員が担当していたとか。
愛知県内、300人規模の学校だそうです。
朝日新聞の記事は、こちら。
そもそもの問題は、人手不足
今、日本中の日本語学校で教師不足が深刻です。
首都圏の学校でもそうですが、おそらく地方ではもっと深刻でしょう。
どんなに求人広告を出してもなかなか集まらない・・・

この学校を経営しているのは人材派遣会社だそうですが、
その社長も「人手不足」がすべての発端だと話しているようです。
募集広告を出して、有料の紹介所も利用して、いろんな手を尽くしてきたけれど、
集まらず、集まっても辞めていくとか。
学校の校舎にも募集の張り紙がしてあるらしいです。
それは痛いほど分かりますが、それを言い訳にしてはけませんよね・・・。
人を集める努力より、
人が集まってくるようにする努力、辞めたくなくなるようにする努力
は、どれぐらいしたんですか?って思います・・・。
どんな業界でも同じですが、人手がほしいなら、
そこで人が働きたくなるような、そして辞めたくないと感じるような、魅力的な職場にすることが一番です。
〇時給は高く!
〇きちんと時間外労働にも給料を出す!
〇とんちんかんな主任ではなく、ちゃんと周囲の相談にのれるような性格で、忙しすぎない、かつ勉強熱心な主任を置く!
〇しっかり現場を見て、日本語教育の現実を知る校長を置く!
〇あと、ちょっと優先順位は下がるけれど、働く場所の環境(清潔感とか)も大事!モチベーションに関わる…
⇧
シンプルにこれができていれば、人は集まるし、なかなか辞めないと思うんですよね。
特に愛知県なら人も多いでしょうし(この学校が県内のどこなのかは分かりませんが)。
日本語教師の業界ってけっこう狭いので、口コミが広がるはずだし。

上のような条件がそろっていれば、多少(あくまで多少ですが…)学生に難ありでも教師は集まると思います。
だって主任が相談に真摯にのってくれるんだから。
・・・と、言うは易し。行うは難し。・・・なんでしょうかねえ。(でも日本全体で人手不足が深刻な今、どの業界でも、どの会社でも、取り組んでいることです)
「認定日本語学校」に日本語学校が移行するための経過措置期間も、だんだんお尻が見えてきました。
今、全国の日本語学校が「焦って」いると思います。
制度を整え、きちんとカリキュラムを準備し、認定してもらうために。
・・・並行して、認定された後に、しっかり国家資格である登録日本語教員を雇って、彼らに長く働いてもらえるような、教師側にとっての魅力、働く場所としての魅力づくりにも、本気で取り組んでほしいものです。
・・・無資格日本語教員が働く日本語学校のこの話、
氷山の一角でなければいいのですが。
・・・逆に言えば、今は日本語教師にとって売り手市場なわけですから、就職のチャンスは無数にあります。
「ちゃんとした学校」を見極めて入職したいものです。
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